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2024年3月14日
書類作成や面接のポイント~無形商材の営業職編
こんにちは。リージョナルキャリア大阪(株式会社グリッド)のコンサルタント、吉田です。
ここ数年はSaaS企業を中心に、無形商材の営業職を希望する若手営業経験者が増えている印象があります。
企業によって差はありますが、「ワークライフバランスの改善」や「継続的な事業の成長」「自身のスキルアップ」「年収アップが見込める」、このような環境を見込める企業が増えてきているためではないかと考えています。
しかし、このような企業は継続的な成長を続けているだけあって、採用へのこだわりが強かったり、選考ハードルが高かったりする傾向にあります。
求人倍率だけを見ると売り手市場だと感じてしまい、企業からの直接オファーや、カジュアル面談の誘いに乗って安易に選考に進んでしまうと、あっさり書類選考や一次面接で落とされるという事もよくあります。
私たちが転職相談を受けた際にはもう既に不合格になっていて、「しっかり準備をしておけば、選考を通過する可能性があったのに…」という方も少なくありません。
今回はそのような方のために、「アピールしても評価されにくいポイント」「振り返りや準備をしてアピールすべきポイント」の2点をお伝えしたいと思います。
アピールしても評価の対象になりにくいポイント
- ・関係性構築、信頼獲得
- ・スピーディな対応、クイックレスポンス
- ・コミュニケーション力
- ・行動量
- ・情報収集、ニーズのキャッチ
「顧客の要望に真摯に対応してきた」「関係性から良い情報が聞き出せて、商談につながった」「問い合わせに対して、翌日には回答をしていた」「頻繁に顧客訪問を行った」―このような内容を自己PRに記載したり、面接でアピールしても、面接官からはあまり評価されない傾向にあります。
なぜなら、営業経験者ならば「できて当然」と受け取られるためです。
それよりも、企業としては「それ以上の部分でどんな工夫したのか」「どのような強みがあるのか」を知りたいと考えています。
振り返り、準備をしてアピールすべきポイント
<売上実績>
売上目標に対する達成率や、組織内での位置付け
<実績の要因とプロセス>
実績をつくれた要因、そのプロセス(特に、具体的な数字にもとづいて示す)
<課題と打ち手>
問題に対して自ら設定した課題、課題をクリアするために講じた対策
<KPIと計画的な行動>
自ら設定したKPI(重要業績評価指標)、その達成に向けた計画性・実行度合い
<自己変革の意識と実績>
自身に対する変革や改善の意識、その意識にもとづく取り組みと実績
<共有意識と実績>
周囲との連携や共有意識、その意識にもとづく取り組みと実績
これらの項目については、「実は潜在的に意識して行動してきたが、うまくアウトプットができていない」という方も多くいます。これらは成果の再現性を測るために企業が確認したいポイントでもあるので、意識して振り返りをしてみると良いでしょう。
あまり思い当たらないという方でも、しっかりお話を聞くと「実は当てはまる事例があった」という方もいらっしゃいます。私たちのような第三者を利用して、ぜひ振り返りをしてみてください。
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