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2021年9月6日

「SPI対策」Vol.2

こんにちは!リージョナルキャリア大阪のコンサルタント、梅原(父) です。

前回の「SPI対策VOL.1」を書いたころは、東京オリンピックが開幕してすぐの時期でしたが、ちょうど昨日でパラリンピックも閉幕し、少し寂しい気分です。

学生時代にバスケットボール部に所属していた私は、車いすバスケの日本代表を応援していました。

決勝戦、途中まではアメリカに勝っていたのですが・・・それでも銀メダル、本当に感動しました!チームの皆さん、お疲れさまでした!

さて本日は、SPI対策のVOL.2として「性格検査」について少し触れてみたいと思います。

性格検査は基本的に対策が難しいため、「企業は性格検査でどのようなことを読み取ろうとしているのか」について、解説したいと思います。

SPIの性格検査でどのようなことがわかるのか

SPIの性格検査とは、約300問の設問で構成されている検査で、今までの自分を振り返りながら、設問に対して時間をかけずに直感的に回答していきます。

設問に答えるだけで、大きく4つの側面の分析レポートが企業の人事の手元に届きます。

この300問の中には、前半、中盤、後半に似たような設問が繰り返し出てくることがあり、嘘はつき通せないように設計されています。

嘘をついている傾向のある方は、分析レポートの中に「その傾向の有無について」も報告欄が設けられています。

「行動的側面」

→性格が内向きか外向きか、身体を動かすタイプか、じっとしているタイプか など

「意欲的側面」

→大きな目標を持つタイプか、現実的な目標を持つタイプか など

「情緒的側面」

→細かなことを気にするかどうか、気分に波があるかどうか など

「社会関係的側面」

→考え方が自責傾向か他責傾向か、人の意見を聞くタイプか、自分の意見を通すタイプか など

性格検査で企業は何をみているのか

性格検査に正解はありません。企業が見ているのは、「求めている人物像に近いか否か」です。そして、それは職種によっても異なります。

例えば「営業職」の募集で多くの企業が好むタイプは、性格が外向き(外交的)であり、大きな目標を持ち、細かなことは気にしないタイプです。

しかし、これが「研究職」の募集の場合、まったく別のタイプを求める、ということになるかもしれません。

このように選考企業では、企業風土や募集職種ごとに、活躍できる可能性のある性格タイプを設定し、判断しています。

その他、企業がみているものは

ここ10年ほどの傾向ですが、「情緒的側面」は以前よりも念入りにみている企業が多いようです。

情緒的側面の傾向をよく見て、転職後の慣れない環境、慣れない仕事でもプレッシャーに負けない方を探しているのだと思います。

弊社では、SPIや面接など、選考に関するアドバイスをしています。毎週末開催中の相談会で、お気軽にご相談ください。

 
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